Sword of A's 設定

～～最初に～～　

　これはあくまで個人的な考察を元に設定を考えています。また、参考にしたのはFateのゲーム版（PC)とリリカルなのはのアニメのみです。ご注意をよろしくお願いいたします。

・魔術と魔法

　実際にSoAでの強さの基準は、以下の通りになるかと思ってます。

　一般魔術師（基準：遠坂凛）＜　管理局Ａクラス魔導師　≦　執行者・代行者（基準：言峰綺礼）

　＜　封印指定クラス執行者（基準：バゼット）　≦　埋葬機関（基準：シエル）

　≦　ＡＡＡクラス以上魔導師（基準：なのは等）　＝　サーヴァント、二十七祖等。

・一般魔術師（基準：遠坂凛）＜　管理局Ａクラス魔導師

　一般魔術師は基本的に根源にたどり着く事が目的なんであんまり戦闘に特化するってのも異端なんでしょうが……。

　武装局員が空を飛ばず、かつ、凛クラスの魔術師が宝石魔術等の飛び道具を無制限に撃てれば、魔術師の方が無論上です。

　ただ、ガンド程度あればバリアジャケットである程度防げると思っているので、その場合は撃ち合いになれば魔術師側が押される形になるかな、と。

　まあデバイスが「宝具とまでは行かないが、強力な魔術品」でバリアジャケットが「聖骸布に及ばないまでも、強力な魔術避けアイテム」である事と、武装局員が空を飛んでかく乱できる（だろう）と言うことで、策を弄せずに戦った場合は、勝負にすらならないかと考えています。

・管理局Ａクラス魔導師　≦　執行者・代行者（基準：言峰綺礼）

　ここまで来ると、相手も人外（ｗ　の戦いに慣れているのと超人的な技巧によって、武装局員と互角か、ある程度圧倒できる人は出てきます。

　何より、体術という点では時に自分よりも実力が上の相手をする事もあるため、一般の武装局員では御するのは難しいでしょう。

　ただ、プレシアが召喚したような鎧騎士とかは執行者・代行者もさすがに苦戦します。魔力よりも、その単純なパワーと装甲において取れる攻撃方法が少ないので。

・封印指定クラス執行者（基準：バゼット）　≦　埋葬機関（基準：シエル）

　この辺は説明不要でしょうか？　フラガラックを使いこなせるようになればシエルともいい勝負が出来るとの事なので若干封印指定クラス執行者が弱め。

・埋葬機関（基準：シエル）≦　ＡＡＡクラス以上魔導師（基準：なのは等）

　遠距離型……なのは達が空中からディバインバスターやらフォトンランサー等を撃ちまくっても回避できるくらいの体術は持っていそうなのが特徴ですが、聖典を持ってない場合は、ややなのは達有利、聖典を持ち出すとかなり良い勝負、といった所で考えています。

・ＡＡＡクラス以上魔導師（基準：なのは等）　＝　サーヴァント、二十七祖等

　このＳＳの肝とも言える部分。自分の中では闇の書＝聖杯、守護騎士＝サーヴァントとして置き換えて考え始めたのが最初でしょうか。闇の書をサーヴァントシステムと結びつけると、似通ったものがあるんですよね。

　結構忘れ去られがちですが、守護騎士たちは、はやてがマスターになってからこそ殺人関係から足を洗ってますが、それははやての将来のために取った行動であり、もっと冷徹なマスターの時代には人殺しも辞さなかった、と言うようなニュアンスも受け取れます。

　サーヴァントなどと違い、闇の書と共に守護騎士が成長するものと仮定すれば（具体的にどれぐらい放浪してきたのかは不明ですが）実戦経験、そして本気になった実力も十分に英霊に匹敵すると考えられましたので、この程度の強さかと。

　まあ、実際には、若干（力を抜いている事も含め）ＡＡＡクラス魔導師の方が弱めなのではないか、とは思っておりますが。

　そして肝心の士郎についてですが、基本的に、投影までの技術を使って勝負になるのは、封印指定クラス執行者まで。固有結界展開で、一対一ならなんとかＡＡＡクラス以上魔導師まで届く、といった所だと思っています。

　ただ、全力を展開できる場面が少ない（人質を取られる等の理由で）のと、自分の理想を貫こうと試行錯誤している最中なので、自分の実力より低い相手でも、魔術師との争いは常に命がけです。

・偽・螺旋剣について

　正直、ここは迷いました。プロットでは２発で貫くか、３発で貫くかを考えてましたし。

　偽・螺旋剣の破壊力については、スターライトブレイカーと比べた場合、瞬間的な威力は偽・螺旋剣の方が上、長期的に見るとスターライトブレイカーが上と考えていました。

　偽・螺旋剣の描写において参考にしたのはＵＢＷでのバーサーカー戦です。この場合、アーチャーが壊れた幻想を使ってたのかは知りませんが、バーサーカーに叩き折られた、と言うような描写があったので、真名開放のみの威力なのかな、と考えていました。（Fateルートで６度倒した時に使った可能性があると、結構な矛盾が起きるので実際使った描写のみで考えました）

  後はhollowの「決戦」

　明確に偽・螺旋剣が使われていると言う描写はありませんが、アーチャーの攻撃が何発か橋に激突したときの衝撃でも、橋が落ちるような事はありませんでした。（まあ、魔術で生み出された代物以外だと、攻撃のランクが下がるのかもしれませんが）

　結構乱暴ですが、そこから特性を考え、偽・螺旋剣はミサイル、スターライトブレイカーはビーム兵器に置き換えて考えました（まんまですが）

　偽・螺旋剣は瞬間的な威力を持つ兵器、スターライトブレイカーは収束型のビーム兵器のようなもの。結界破壊にどちらが有効なのかな……と考えた場合、やはりスターライトブレイカーに分があるかな。と。

　まあ、ここではＡＡＡクラスの魔導師をサーヴァントクラスに据えている事と、ライダーやキャスターなどの結界よりもヴィータの結界の方が固いのではないか、という個人的な考え故に、このような結果になりました。

　ただ、使い勝手の良さや投影の早さなど、総合面においては偽・螺旋剣が上なので、結界破壊の特性において劣っていただけで、現状では十分強力な攻撃だと自分では思っています。

・破戒すべき全ての符について

　ここもセイバーやアーチャーの契約破戒の描写を参考に「結界の基点、契約者本人などに直接刺さないと効果が無い」とさせて頂きました。

　今回の場合、結界破壊には、ヴィータかグラーフアイゼンに突き刺せば破戒できる（可能性はある）と言う事になります。

　ただし、宝具自体を無効には出来ないという特性を持つので、グラーフアイゼンなどのデバイスは、カートリッジロードによる魔力上昇はキャンセルできても、デバイス自体を破戒する行為は無効だと考えています。

　まあ、こちらは後から取って付けた感がしますがお許しください（苦笑

　結構苦労しましたが、簡単に纏めればこんな所でしょうか。

　まだ何か抜けてる事が何かあるかもしれませんので、そちらは追記で記入する可能性もあります。これで全てが説明できたとも思いませんので、不明点などはコメントやメールにてお願いいたします。

　今回の件に関しては、クロスオーバーと言うジャンルのバランス付けが難しい一面を垣間見る事が出来て、勉強になったと思います。

　今後とも精進いたしますので、よろしくお願いいたします。